偏差値40の中学3年生を志望高校に合格させる方法

学力

 

私が家庭教師をしていた時、成績の悪い中学3年生を受け持つことが少なくありませんでした。それまで勉強をしていなかったけど、いよいよ高校受験を本気で考えなければいけなくなった。

 

でも、参考書や教科書を開いてもサッパリ分からず、何をどうしていいのか検討もつかない・・・・

 

こんなふうに差し迫った感じの生徒さんが多かったです。

 

ちなみにタイミングとしては、部活が終わった夏と相場が決まっていて、受験までに残された時間は8ヶ月ぐらい。

 

偏差値が40前半ぐらいだと、それほど高望みをする生徒はいなかったですが、それでも偏差値50前後の高校を志望校としている子が多かったので、教える側としては、なかなかハードでした。

 

受験勉強

 

正直なところ、偏差値が40ぐらいの生徒というのは、それまで勉強をしてこなかった子です。数学や英語にいたっては中学1年生の内容を最初から復習しないとダメといった状態なので、これを半年ちょっとで高校受験に受かるレベルにまで持っていくのは並大抵ではありません。

 

ただし、本人の努力にプラスして、教える家庭教師、そして親のサポートが万全であれば、学力を劇的に向上させることは不可能ではなく、私自身、何人もの生徒を志望校に合格させることが出来ました。

 

私は栃木県の日光(東照宮がある日光です)という田舎で家庭教師をしていたので、合格すると昔ながらの慣習で親御さんから月謝とは別に謝礼を頂きました。(都会では、さすがにこんなことは少なくなったのではと思います。)

 

なかには10万円以上のお金を包んでくれる家庭もあり、すごく有り難かったです。

 


謝礼の話をすると、『家庭教師にお金を積まないとダメなのか』と思われる方もいるかもしれませんが、これは違います。謝礼をあげることと受験の合格には全く関係がないので気にしないでください。逆に、あからさまに月謝以外の謝礼を要求するような教師がいたら、契約を解除して別の教師を探したほうがいいです。

 

ちょっと話がそれましたが、そういった経験を重ねるなかで、学力の低い生徒の成績を短期間で向上させるコツが分かったので、そのポイントをお伝え致します。

 

ポイント1:親が子供を信頼する

成績の悪い子には共通項があります。それは自信がないことです。自分は頭が悪いので勉強してもムダだと思っています。これだと、幾ら周りが勉強させようとしても、本人が諦めているのですから無理です。

 

まずは、やれば出来るということを心の底から理解させることです。

 

そのために重要なのが、親が子供を信頼することです。自信がない子というのは、親が真逆のことをしています。私が家庭教師をするために生徒さんの自宅にいくと、必ず親御さんが『ウチの子はバカで・・・』、『本当にできの悪い子で・・・』と子供をけなします。

 

日本人特有の謙遜も入っているのだと思いますが、こんなことを他人に言われる子供はたまったものではありません。そんな時、子供達は辛そうな表情を浮かべます。

 

私が家庭教師として最初に取り組んだのは親の改善です。子供をけなすことをしていてはダメだということを理解してもらったうえで、大丈夫・出来ると励ますこと、ちょっとでも勉強したら褒めることで、自信をつけさせることを心がけてもらいました。

 

そうすると、子供は前向きに勉強するようになります。中学生といっても、やっぱり親は何よりも大きな影響を受ける存在です。親から大丈夫と信頼してもらえる子供は安心して努力するようになります。

 

正直なところ、これだけ成績が上がることは確実です。逆にいえば、親の子供を見る態度が変わらなかったら、塾に通わせても、家庭教師をつけても効果は出ません。

 

ここは肝に銘じてください。

 

ポイント2:子供のやる気を引き出せる人に勉強を教えてもらう

偏差値40ともなると、子供が自分一人で学力を上げるのは厳しいです。その理由は簡単、自分一人で勉強することが出来ないからです。

 

人間の癖というのは、一度身につくとなかなか変えることが出来ません。勉強しないことが習慣になってしまった子供が、毎日勉強を続けるには強い意志の力が必要であり、これをいきなり中学生に求めるのは無理があります。(大人でも厳しいです。)

 

加えて、成績が悪い子というのは、元々の学力が低いわけですから、教科書や参考書を開いたところでチンプンカンプンです。これでは嫌になるのが当たり前です。

 

さらに付け足して言えば、分からないところをどんなふうに勉強すれば理解出来のかということを自分で考えて実践するのも実力のうちです。成績優秀な人に話を聞くと、学生時代に自分流の勉強法を確立していることが多いのですが、こんなふうに自分でやりかたを工夫することが出来ます。

 

でも、学力が低く、勉強が出来ない子は、こういった工夫をする能力が低いので、まず出来ません。ですから大人のサポートが必要となるわけです。

 

このサイトでは、成績が悪い子の場合、塾よりも家庭教師のほうが良いとお伝えしていますが、最も大きな理由の一つがこれです。

 

生徒が自分一人で勉強して学力を伸ばせるまでにするには、色々なことを細かくみてあげなければいけません。複数の生徒をみなければいけない塾講師の場合、どうしても限度があります。

 

地力がある生徒であれば、必要とするフォローの度合いが低くて済むので、塾でも十分ですが、まだまだ地力がついていない生徒では足りません。

 

ですから、1対1で面倒を見てもらえる家庭教師のほうが向いているわけです。

 

家庭教師

 

そして、ここでどんな家庭教師に見てもらえればいいのかという基準も明確になります。

 

単純に子供に勉強だけ教えればいいと思っている家庭教師ではダメです。子供に自信をつけさせること、自分一人で勉強出来るように勉強のやりかたも教えること。こういったことが重要と認識している先生であることが絶対条件です。

 

ちなみに、家庭教師をお願いするとなっても、勉強を見てもらえるのは週に数時間です。これだけでは到底間に合いません。子供が自分一人で勉強する独学が必要です。

 

そして、時間配分としては独学の割合のほうが遙かに多いわけです。独学が出来なければ受験を乗り越えることは出来ません。優秀な教師であれば、このことを前提に指導する時間を利用します。

 

指導回数が週1回だとしたら、次の指導日までの1週間に生徒が自分一人で勉強を進めるために必要な知識を教えます。そして、最後に『この1週間はこことここを勉強しておいてね』と綿密に指示して終了します。

 

これが出来るかどうかで学習効果が大きく変わるので、よくよく注意してください。

 

ちなみに、今は生徒の自宅に訪問して教えるのは週1回だけど、それ以外の時にも自由で電話で質問していいといった仕組みを用意している業者も増えてきていますので、断然、こういったタイプの業者にお願いすべきです。

 

ポイントとしては、この二つになります。単純なように見えるかもしれませんが、極めて重要なことです。

 

そして、これらのことは生徒の学力を上げることに真剣でない限り、絶対に気付かないことなので、家庭教師の質を見極める格好の基準にもなります。

 

家庭教師を依頼する時には、事前に一度顔合わせ(打ち合わせ)をする機会がありますが、その時には、どんなふうに指導するのか聞いてみてください。

 

そして、このページに書いてあるような話が出てくるかどうかチェックしてください。子供の気持ちや独学に配慮する話がなく、いかに優秀な講師であるか、いかに良いテキストを使っているかといったことしか話さない業者は止めておいたほうがいいです。

 

子供の自主性を考えない家庭教師が学力を伸ばすのは無理です。

 

子供の気持ちに配慮している業者

最後に、私が個人的に、ここならば大丈夫と思える業者を幾つかお伝えします。一番オススメなのがガンバ、次にノーバスデスクスタイルです。この3つは優劣が付けがたいのですが、子供の自主性を引き出す仕組みが最も完成されているのがガンバなので、あえて一番とさせて頂きました。

 

ただし、生徒と教師の相性という問題も大きいので、複数の業者に話を聞いて体験授業を受けてみてもいいかと思います。

 

ちなみに、これらの業者は関東を中心に活動しています。もし、地方に住んでいて利用出来ないということであれば、LNSがオススメです。LNSも子供の自主性に配慮した指導を行いますし、志望校に合格出来なければ月謝を返金するという仕組みを設けており、本気で指導してくれます。

 

月謝が若干高めなので、そこがネックなのですが、しっかり指導してくれるのであればお金のことには目をつぶってもいいということであれば良い業者です。全国的に活動しているので、地方の人でも大丈夫です。

 

いずれにしても、子供の学力を伸ばすというのは、色々な要素が絡んでくる複雑な問題であり、簡単にはいきません。そして、一度失敗したら、その時間は取り戻せないという点で、とてもシビアです。

 

十分に話を聞いて、親と生徒、ともに十分に納得がいくところを選択してください。

 

成績向上

サブコンテンツ

このページの先頭へ